ステンドグラスのプロ工房

ル・ヴェール昨年の晴海ヶ丘通信の取材でお世話になった、ステンドグラスのプロ工房でステンドグラスの体験教室も開催されている「ル・ヴェール」さんのご紹介です。「晴海ヶ丘」から約15km、五色リッチランドという分譲地内にあります。講師の篠上さんは、30年近い制作歴を誇り、国内でわずか8名しかいないステンドグラス1級管理技能工芸士です。日本ステンドグラス協会の理事を努め、大阪NHKステンドグラス教室の講師経験もある作家さんです。

ル・ヴェール篠上さんの作品は、そのデザインの素晴らしさもさることながら、世界最小2mm幅のケイム(ガラスとガラスをつなぐ鉛線)を使用したトップレベルの技が凝縮されています。一般的にケイムは幅5mm~12mm程度のものが使われます。3mmや4mmのケイムはプロの作家でもほとんど使われることがなく、まして2mm幅のケイムとなると、国内で組めるプロの作家さんは数えるほどしかいません。

ル・ヴェールケイムの断面は「H」型で、凹部分にガラスをはめこみます。2mm幅のケイムは中心の厚みが1mm、ガラスのはめこみ部分が0.5mmずつしかありません。ガラスを正確かつ垂直にカットする技術、ガラスを隙間なく組み込む技術がなければ、すぐに隙間が空いてしまいます。さらに篠上さんの作品のような大きパネルになると重量は50kg以上。そのパネルを歪みやたわみなく自立させるには、高度な技術が必要となります。

ル・ヴェール上の写真は体験教室に通う生徒さんの製作中の作品ですが、かなりの大作です。「ル・ヴェール」さんでは、一般住宅や商業施設などのステンドグラス作品のオーダー制作とともに、希少なアンティークガラスを使った体験教室も開催しています。体験教室の詳細はWEBサイトから。https://www.le-verre.jp
アンティークギャラリーアンティークギャラリーさらに工房とは別に、道路をはさんだ別棟にアンティークやヴィンテージの家具やインテリア、シャンデリアのギャラリーがあり、販売もされているそうです。こちらも見応えのある一点物が所狭しと並んでいます。必見の価値あり!!です。ぜひこの夏休みに「晴海ヶ丘」ご見学がてら「ル・ヴェール」さんを訪ねてみてはいかがでしょう。